詳細
1.「さがえトライアスロン」とはグリバーさがえを主会場にした、日本最大級(水泳3.8km、自転車180km、マラソン42.195km)のいわゆる鉄人レースです。開催時期は秋を予定。春のツール・ド・さくらんぼと共に全国から参加者が訪れるような寒河江の二大スポーツイベントに仕立てあげるのが目標です。
またそのプレイベントとして本大会前日、小学生~中学生を対象にしたキッズ・トライアスロンを開催すれば更に盛り上がるでしょう。
さらに長いスパンで見れば、東根空港にも近いことから国際大会の誘致だって夢ではありません。アイアンマンやITUロング選手権などの冠を付けられれば「寒河江」の名を世界に知らしめることも可能なのです。
※参考動画資料:アイアンマンハワイ(世界各地で開催される予選を勝ち抜いた人だけが参加できる権威ある大会です)
2.「グリバーさがえ」の有効利用
現在はカヌーとジェットスキーに限定されていますが、それをオープンウォータースイム競技や一般市民の遊泳にまで広げれば更に多くの市民に利用される多目的施設になります。オープンウォーターはオリンピックの正式種目です。しかし日本では競技人口も練習施設も少ないので、今から市が率先して普及促進に努めれば、将来寒河江からオリンピック選手が誕生するかもしれません。
更には最上川ふるさと総合公園のスケートボード広場や、寒河江川のサイクリングロードを整備し一体化すれば、全国屈指の屋外総合スポーツ空間として内外から注目されるでしょう。
3.トライアスロンが寒河江の名を「全国区」にできる理由
2014年現在、日本で開催される鉄人レース級の大会は、沖縄県宮古島、長崎県五島、鳥取県皆生、新潟県佐渡、北海道洞爺湖しかなく、更に真の意味での「鉄人レース」と呼ばれる距離の大会となると、五島、佐渡、洞爺湖の3つに限られます。市町村の数だけあるようなマラソン大会と比べれば、まずはこの中に列挙されるだけでも開催する意義は十分にあります。
また例えば東京からの行程を考えると、皆生以外は船か飛行機が必須ですし、皆生も自動車で行けば最低10時間はかかります。いずれにしても東京~寒河江ほど有利な条件の開催地はありません。
確かに大会自体の歴史や伝統はありませんが、東京をはじめ東日本を中心に全国から参加希望者は十二分に集まるはずです。
(補足)淡水沼で開催するのは一見不利に見えます。正直なところ宮古島のような澄み切った海の中を泳ぐのとは雲泥の差です。しかし海での開催は台風などによるスイム中止の可能性が多分に起こります。その点、グリバーさがえなら中止はまず有り得ないので有利とも言えます。
※参考動画資料:宮古島トライアスロン(日本で最も人気のあるトライアスロン大会です)
4.「スポーツ観光まちづくり」とは
詳細は国土交通省観光庁の施策「スポーツ観光」(下記リンク参照)の地域版と考えて下さい。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sports/
本大会を盛り上げるため、市や各種団体・町内会、宿泊・温泉施設、公共交通機関 、飲食店・観光施設などが一丸となって密接な連携で協力し合えば、地域振興・経済効果は相乗的にアップするでしょう。以下には、そんなまちづくりの成功例として、佐渡トライアスロン大会に於ける経済波及効果を示す資料を紹介します。http://www.scsf.jp/pg69.html
また多くの学生や市民にもボランティアで参加して貰うことによって、社会貢献の大切さや地域の絆も再認識できるはずです。そして、そんな優しく暖かいおもてなしは競技参加者から最大の賛辞が送られることは間違いありません。
5.市民の生涯スポーツへの関心、青少年育成、健康増進への寄与
鉄人レースは、マラソン大会などとは比較にならない位の多くの人々に「自分でもやればできる」という勇気や積極的思考をもたらします。ボランティアで参加して感銘を受けジョギングなどを始める市民も少なからず現れるでしょう。ゲームにしか興味のない高校生が80歳近いアスリートを見て驚愕するかもしれません。そんな鉄人レース効果は、もしかすると医者から日々の運動を諭されたり、親や教師から勉強しろと説教されるよりも、市民の健康や向学意識向上に役立つのではないでしょうか。その後の、さらなる展望として
大会だけでなく一年を通して訪れる人が増える効果
寒河江西村山郡は自転車を趣味にする人間にはまたとない環境です。信号が少なく適度なアップダウンのあるコースは本格的な競技者には絶好の練習場所です。またのんびりサイクリング派の方々には月山や葉山、朝日連峰の眺めは格別です。そんな好環境が自転車愛好者の間で周知されれば、大会がなくてもに自然に訪れる人は増えていくと思います。ツール・ド・さくらんぼはその好例でした。なので今後は、オープンウォータースイム、カヌーアスロン(カヌー-MTB-登山)、エクステラ(スイム-MTB-トレイルラン)、葉山アドベンチャーレースなどを随時企画し、自転車だけでなく様々なスポーツ愛好者の方々に寒河江西村山郡の素晴らしさをより知ってもらえるようにします。そうすればあとは下手な宣伝などしなくても毎週末毎に愛好者が寒河江に集まってきてくれるのではないでしょうか。 週末の最上川ふるさと公園やチェリーランドの駐車場は自転車やカヌーを積んだ車でごった返し、近郊からそのまま自転車で駆けつける人々と合わせ、まるでイベントでも開催されるかのような活況になるのも夢ではないように思います。もちろん運動した後はたくさんご飯が食べたくなります。空気もご飯も美味しい寒河江です。観光施設や飲食店への波及効果も相当なものになるでしょう。
以上、スポーツ・ツーリズムの観点からみれば寒河江市ほど恵まれた環境、要素が整っている所はありません。
今後の市の発展のためにも、上記をどうか御査収戴けることを心からお願い申し上げます。
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