2019年7月10日水曜日

中華エアロヘルメットの使用感

前記事
https://griver-tri.blogspot.com/2019/06/blog-post.html

今回はその使用感のレポートです。

最も有効だと感じたのはシールドです。
サングラスと比べると、目や鼻部分への風の巻き込みは殆ど感じられませんので、これだけでもエアロ効果はあると思います。
また私は汗っかきなので、夏はサングラスに汗が滴り落ちて使い物にならなくなるのですが、それも回避できました。
それにサングラスのようにフレームやつる(テンプル)がないので、視界や視認性は格段にアップしますし、耳元の違和感もなくなります。
普段眼鏡を使用している視力の悪い人には、シールド付きヘルメットが最適解にも思えます。


ヘルメット自体のエアロ効果については、違いのわからない男なので何とも言えません。
ただ60km/hでダウンヒルした時、頭をある角度にすると風斬り音がなりました(後にシールド上部の隙間から発する音と判明)。
また風の巻き込みがなくなるので精神的な恐怖感が減ります。

そしてこれは全くの個人的見解ですが、こういうヘルメットを被ると自分がガッチャマンになった気がしますので、ペダルを踏む力が自然に増します。対面からロード乗りが来た時には更にパワーアップします(その逆に、後方から来たローディーに抜かされた時は、かなり凹みますが…orz)。

以下はデメリット…

まずは個人的な印象ですが、耳あてがないので何となく間抜けな感じがします。
※銭湯でタオルを乗っけているだけのようなイメージ…

それに私はGIRO Advantage 2も持っていますが、違いの分からない男でも耳あての効果は絶大だと感じるので、そのデメリットは見た目だけではないとも思います。

一応ベンチレーションも付いてますが、かなり蒸れました(まぁ私は汗っかきなので何とも言えませんが…)。
この程度の風穴なら、寧ろなくても良いと感じました。

山登りの時などでシールドが不要な時にシールドを反転してみましたが、そうするとマグネットが二点留め(通常は三点留め)で不安定になり、一度路面に落下させてしまいました(ベゼルがないので路面直撃となり折角のミラーグラスに傷が…orz)。
まぁこの辺は慣れ不慣れの問題かもしれませんが、着脱性についてはサングラスの方に分があると思います。
※グランツールの選手たちが今でもサングラスを愛用していることからも、総合的にはシールドは二の次なんでしょうね。

そんな訳で勝手に総括すると…

春と秋の普段練習用ならアリだと思います(なにせ約¥3,000でシールド3枚付きですから使い捨て感覚で如何でしょうか?)。

通気性は悪いと前述しましたが、それでもやはりGIROよりは悪くないので、真夏のロング系トライアスロンの本番でもアリだとは思います。
ただ私は当初、今年の珠洲で使うつもりでしたが、現状は↓あたりに買い換えるつもりでいます。
https://ja.aliexpress.com/item/32966367975.html?spm=a2g0o.cart.0.0.11d53c00Vzgmqn

なぜなら…

私にとってのエアロヘルメットは、空気力学的に抵抗を減らすというよりも、普通とは異なった奇異な形状のものを身に着けることで周囲の視線を必要以上に意識し、結果的にいつも以上のパワーを発揮する(発揮しないとカッコ悪いので、苦しくてもついつい頑張ってしまう)ことだからであります。

追伸
私的には、これを「真のエアロ効果(=周囲の空気を読む効果)」と呼んでいます。







0 件のコメント:

コメントを投稿